こんにちは、かいとうです
減量中のプロボクサーは、体重計に乗る回数が自然と増えます。
朝、練習前、練習後、夜。
多い選手では1日に何度も体重を測っているでしょう。
体重を意識すること自体は悪いことではありません。
しかし、その数字の見方を間違えると、減量もリカバリーも狂います。
この記事では、
・どの体重測定が意味を持つのか
・意味のない測定とは何か
・どう使い分ければいいのか
これらをまとめていきま
体重測定で一番大事なのは「目的」
まず最初に確認してほしいのは、
何のために体重を測っているのかです。
体重測定の目的は大きく分けて2つあります。
1つ目は
脂肪や体の状態の変化を見るため
2つ目は
水分の出入りやコンディションを把握するため
この2つをごちゃ混ぜにすると、
体重計の数字に振り回されることになります。
脂肪の増減を見るなら、この測り方しか意味がない
脂肪の増減を確認したい場合、
意味を持つ体重測定は1つだけです。
起床後、排尿を済ませてから測る体重
これ以外は、基本的に比較対象になりません。
理由は単純で、
・飲食の影響を受けていない
・水分のブレが最も少ない
・毎日条件を揃えやすい
からです。
この体重を毎日記録し、
数日〜1週間単位での流れを見る。
これが、減量の進み具合を判断する唯一の指標です。
練習前後の体重は「減量の進捗」ではない
多くの選手がやっているのが、
練習前後の体重測定です。
ここでよくある勘違いがあります。
「練習後に1kg落ちた=減量が進んだ」
これは間違いです。
練習前後で落ちている体重のほとんどは、
・汗
・呼吸による水分
・一時的な体内水分
です。
数時間で脂肪が1kg減ることはありません。
つまり、練習前後の体重は脂肪減少の指標にはならないということです。
それでも練習前後の体重に意味はあるのか?
結論から言えば、
基本的に意味はないが、使い方を考えれば意味はあります。
練習前後の体重は、
・どれくらい汗をかいたか
・脱水が進みすぎていないか
・水分補給が足りているか
こうしたコンディション管理には役立ちます。
ただし、
・「今日は落ちたから良い練習」
・「今日は落ちないからダメ」
こうした評価に使うのは危険です。
体重測定で気をつけるべき点
減量が始まると
多くの選手が頻繁に体重を測り始めます。
この行動自体は悪くありませんが、
必要以上に行うと余計な不安でストレスを溜めてしまいます
最初に述べたように
起床後、排尿してからの体重以外に意味はありません
これは忘れないでおきましょう
正しい体重測定の使い分けまとめ
目的別に整理すると、こうなります。
脂肪の増減を見る
・起床後
・排尿後
・毎日同じ条件
→ これだけで十分
水分・脱水状態を見る
・練習前後
・水抜き中
→ 管理用のデータとして使う
計量後の回復を見る
・一定時間ごと
・体の感覚とセットで確認
→ 数字だけで評価しない
体重は「答え」ではなく「ヒント」
体重計の数字は、
減量やリカバリーの答えではありません。
あくまで、
・今、体がどういう状態か
・何を調整すべきか
を考えるためのヒントです。
数字だけを追いかけると、
減量は不安定になります。
数字を使いこなせるようになると、
減量は一気に楽になります。
まとめ
正しい体重測定とは、
・測る回数を増やすこと
・細かい数字に一喜一憂すること
ではありません。
目的に合った測定を、正しく使い分けることです。
数字を考えるのがめんどくさい人はパーソナルで指導してくれる人に依頼しましょう
自分でもやれることを人に任せて自分の頭に余裕を持たせることは、結果を残すためにも重要です
ではまた:-)

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