【減量】必見!ボクサーが水抜きをするために準備すべきこと!【計量】

減量・ダイエット知識

こんにちは、かいとうです

計量失敗が最早トレンドになりつつある格闘技界隈ですが

その中で必ずと言っていいほど話題になるのが「水抜き」です

プロボクシングだけでなく総合格闘家、キックボクサーさらにはオリンピックを狙う学生でもやることがあります

一晩で3〜5kgも体重を落とせる魔法の減量法だと思われていますが、もちろんそんな訳はありません

そこに至るまでの準備が非常に重要になります

逆に、準備さえできていれば問題なく体重を落とせます

水抜きに不安を感じている選手で、やるべきことが分からない人は最後まで読んでいってください




必見!ボクサーが水抜きをするために準備すべきこと!

やるべきことはシンプルです

1.水分を毎日たくさん摂る

喉が渇いた状況を作らないようにしましょう

練習中に1Lも水分を摂っていない人がいたら飲まなすぎです

積極的に小まめに飲みましょう

2.塩分を減らさない

多くの選手がやっていますが、塩抜きは全く必要ありません。

私が減量指導している選手はむしろ多くの塩を摂取させています

普通の味付けにさらに加えるくらいがちょうどいいです。そもそも、塩をカットしたらコンディションを崩すだけでメリットはありません

塩抜きが全く必要ない理由をまとめたnoteはこちら

【減量】ボクシングに塩抜きが必要ない理由|かいとう
減量といえばここ数年水抜きが流行っていて、それと同時に失敗するケースも増えました そもそも水抜きは簡単に体重が落ちる魔法の技ではありません しっかりとした事前の準備が必要なので、そこを分かっていない選手は失敗するだけです noteの影響かTwitterのDMで減量やサプリについて質問されることが増えました 水抜きに関し...

3.水抜き前には疲労を抜き切る

疲労が溜まるとコルチゾールというホルモンが分泌され体内に水分を溜めやすくなってしまいます

試合前のプレッシャーでストレスになる時も同様の症状が出ます

水抜きをする数日前から練習量を落として疲労を減らしていくのが大切です

間違っても追い込みだからとギリギリまで動くのはNGです

水抜きは魔法の減量法ではない

上記の準備をしっかりした上で行うことで、水抜きは格闘技の減量において効果的になります

「1日で一気に水分を落とすなんて横着してる!」

「一気に落とすから減量失敗したんだ!」

「毎日少しずつ落とす方がいい」

などなど、SNSでは100万回くらい目にする言葉です

何度でもいいますが、それは大きな間違いです

減量失敗と水抜きは関係ありません

失敗しているのは水抜きではなく、そこまでの準備です

「除脂肪」、簡単に言い換えれば「ダイエット」に失敗しているだけです

人間に貯蔵できる水分量は決まっています

調整具合でそれが減ることはあっても増えることはありません

毎日少しずつ減らして長い期間辛い思いをするか

一晩だけ辛い思いをするか

どちらがいいかは考えるまでもありません

何度計量失敗が起きようとも、何度でもいいますが

水抜きは正しくやれば勝率を上げることができる重要なテクニックです

水抜きの量に差はあれど全ボクサーがやるべきだと考えています

よくわかっていない選手は正しい知識を身につけて実践しましょう

水抜きについてまとめたnoteはこちら

ボクシングにおける水抜き減量のやり方|かいとう
ボクサーの減量と聞くとボクシングをあまり知らない人は、「食事も摂らず、水も飲まず、辛いんだろうな…」となるのがほとんどではないでしょうか 漫画のイメージが強いと思いますが、あれはフィクションです。もしリアルで食事も摂らず水も飲まずの減量をしている人がいたら勉強不足か、ただの下手くそです ボクサーはむしろ水分を多く摂らな...

ではまた:-)

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