こんにちは、かいとうです
以前、オートファジーについてまとめました
これと比較されるのが、シンプルな「断食」です
飲まず食わずで行うものもあれば食べれるものも実はあったりとやり方が様々あります
食べすぎた日の翌日だけ行う!など用途も様々です
ボクシングをする上で減量は避けては通れませんが、減量が厳しくなってきた時に断食で体を作った選手もいるのではないでしょうか
「食べなければ痩せる」これは当たり前のことですが、ボクサーが断食で身体を作るのは絶対にダメです
その理由についてまとめたので、減量終盤でいつも食事量が減ってしまうという選手は最後まで読んでいってください
絶対禁止!ボクサーが減量で断食してはいけない理由!
もし、断食をしたら最初の2.3日はストンっと体重が落ちます
摂取カロリーが極端に減るからこれは当たり前です
これを続けて目標体重に…となってくれたら楽ですがそうはなりません
体の中に入ってくるカロリーが減ると、そのカロリーに応じて体の代謝が落ちます
「エネルギーがないから省エネモードになろう」と身体が判断するわけです
減量中にほぼ断食をしてしまったボクサーはみんな共通して「めちゃくちゃ寒かった」と言います
これはまさに体にエネルギーがなく、熱を生み出す力も落ちるからです
こうなると身体を動かすエネルギーもないため、十分に動けないし、脂肪燃焼することもできません
落ちた代謝を戻すには食事を取るしかないのですが
断食をする=減量経過がやばい
こういう状況なので、断食で失敗したから食事を増やす、というメンタルには中々なれません
誰かにパーソナルで減量のサポートでアドバイスをもらっていない限り、その選択はできないと思います
まとめると
1.脂肪を燃やすエネルギーが無くなるからより痩せにくくなる
2.摂取量が極端に減るためコンディションを崩す可能性が高い
これがボクサーが減量に断食を取り入れてはいけない理由です
断食するなら?
基本的にやらないに越したことはありませんが
仮に、減量中で取り入れるなら「計量前日」だけです
計量から24時間も切ると、カロリーというよりも食材のシンプルな重さも影響してくるので何も食べないという選択肢もありです
自分が指導している選手は断食はさせませんが、食事量は減ります
上手い減量はこの計量前日までに食事量を減らさずに脂肪を絞り切ることです
そうなるためにも、計画的な減量計画と食事内容の検討が必要になります
減量の知識がないと思っている人は以下の書籍を読んでみてください
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