こんにちは、かいとうです
世の中には様々なサプリがありますが、その中でも一段階違うレベルで効果を期待されるものがあります
それらの総称をエルゴジェニックエイドと呼びます
これらをうまく活用すれば、トレーニングや試合でのパフォーマンスを向上させることができます
今回は、ボクシングに特におすすめの4つのエルゴジェニックエイドについてまとめていきます
エルゴジェニックエイド完全ガイド｜スポーツパフォーマンスを劇的に向上させる4選！
1. クレアチン：爆発的なパワーとスピードを強化
効果
クレアチンは、筋肉内のエネルギー源であるATP（アデノシン三リン酸）の再生を助ける成分です。短時間で高強度の運動、例えばラウンド中の連打やスパーリングでの瞬発的な動きに大きな効果を発揮します。
活用ポイント
- タイミング：トレーニング後や朝食後に5g程度摂取するのが一般的。クレアチンを継続的に摂取すると筋肉内に蓄積され、試合やトレーニングで効果を発揮します。
- 摂取量：初めの1週間は「ローディング期間」として1日20g程度を分割して摂取し、その後1日3～5gを摂取する「維持期間」に移行する方法もありますが、毎日摂取していれば問題ないという人もいます
- 注意点：水分を貯めやすくなるので一時的に体重が増える可能性があります。試合前のハードな練習が終わったら計量までは摂取しないのが無難です。
2. 炭水化物：持久力を支えるエネルギー源
効果
炭水化物は、ボクサーにとって主要なエネルギー源です。筋肉に蓄積されるグリコーゲンを満たしておくことで、スタミナを維持し、長時間のトレーニングや試合を乗り切ることが可能になります。
活用ポイント
- 炭水化物ローディング：試合の2～3日前から炭水化物の摂取量を増やすことで、筋肉内のグリコーゲンを最大限に蓄えることができます。ただし、摂取量を急激に増やすと胃腸に負担がかかるため、徐々に増やすのがポイントです。減量の経過にもよりますが、計量前からローディングを行う事ができたら最高です
- トレーニング中の補給：長時間のトレーニングでは、エネルギー不足を防ぐために、スポーツドリンクやエネルギージェルなどで炭水化物を補給しましょう。CCDやヴィターゴがオススメです
- 練習後の回復：試合後30分以内に炭水化物とタンパク質を摂取すると、グリコーゲンの回復が早まり、次のトレーニングへの準備がスムーズになります。
3. カフェイン：集中力とスタミナをサポート
効果
カフェインは、中枢神経を刺激して集中力を高め、疲労感を軽減する効果があります。特に、試合中の反射神経や判断力が求められるボクシングにおいて有用です。また、脂肪をエネルギーとして利用しやすくすることで、スタミナの向上にも寄与します。
活用ポイント
- タイミング：試合やトレーニングの約30～60分前に摂取すると効果が出やすいです。コーヒー1～2杯（カフェイン約100～200mg）が目安です
- 試合中の効果：カフェインを摂取することで反応速度が向上し、パンチのタイミングや防御動作の精度を上げることができます。
- 注意点：過剰摂取すると不安感や心拍数の増加、脱水症状を引き起こす可能性があります。適切な量を守り、個人差を考慮して調整しましょう。
4. ベータアラニン：疲労の遅延と持久力向上
効果
ベータアラニンは、筋肉内のカルノシン濃度を増加させることで、乳酸の蓄積を抑え、筋肉疲労を遅らせる効果があります。これにより、持久力やパワーを必要とするボクシングの連続した動きにも対応しやすくなります。
活用ポイント
- タイミング：1日2～6gを数回に分けて摂取するのが一般的です。効果を実感するまでに数週間かかるため、試合の1ヶ月前から摂取を開始すると良いでしょう。
- 試合やトレーニングでの効果：特に後半ラウンドのパフォーマンス維持に効果的で、疲労感を軽減することで集中力を保つ助けになります。
- 注意点：高用量を一度に摂取すると、一時的な皮膚のチクチク感（パラステジア）が生じることがあります。少量を複数回に分けて摂取することでこの副作用を軽減できます。とはいえ、身体に異常をきたしている訳ではないので気にしなくてもいいです
終わりに
クレアチン、炭水化物、カフェイン、ベータアラニンは、プロボクシングのトレーニングと試合の両方で活用できる強力なエルゴジェニックエイドです。ただし、それぞれのエイドには適切な摂取量やタイミングがあり、個人差もあるため、日々の練習で取り入れて自分の中でのベストな取り方を探しましょう
試合やトレーニングでのパフォーマンスを最大化し、リングでの勝利を手にするために、これらのエイドを上手に活用していきましょう
ではまた:-)
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