専門看護師と認定看護師の違い【費用・なり方・役割】

看護師まとめ
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こんにちは、柊(ひいらぎ)です
前回、認定看護師についてまとめました

看護師のキャリアアップには「専門看護師」というものもあります

ここの区別がついていない人は多数いると思うので今日は役割の違い等についてまとめていきます

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専門看護師と認定看護師の違い

それぞれ以下のように定義されています

専門看護師

複雑で解決困難な看護問題を持つ個人、家族及び集団に対して水準の高い看護ケアを効率よく提供するための、特定の専門看護分野の知識・技術を深めた看護師

認定看護師

特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護実践のできる看護師

どちらもすごい!というインパクトは伝わります

対象の違い

認定看護師が「患者に対してケア」を行うのに対して専門看護師は「患者と家族」に対してトータルでケア行うとされています

こう書くと勘違いする人がいますが、認定看護師のみなさんが家族に対してケアを怠っている訳ではありません。特化している部分の話なので勘違いしないように

求められる役割

「実践・指導・相談」

これは認定看護師にも求められるものですが、専門看護師はさらに

「調整・研究・倫理調整」が加わります

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専門看護師になるには

資格取得に関しては認定看護師よりも長い期間が必要になります

実務経験5年(3年間は特定の領域)の後に大学院に2年間通う必要があります

認定看護師が半年だったことを考えるとハードルが高いです

認定看護師の数が1万人を余裕で超えているのに対し、専門看護師は3000人もいません

貴重な存在です

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専門看護師になるための費用

大学院に行く必要があるので必然的に高くなります

年100万円としても学費だけで200万円です

その他の諸経費も考えるとこれまた大きなハードルです


高度な知識とスキルをもって活躍してくれる人が病棟に増えるのはよいことです

あとはそういう人達の働きに応じた成果を分配できる仕組みを作っていけばいうことなしだと考えます

「やりがい搾取」がただでさえ横行している業界ですが、改善されることを祈るばかりです


ではまた:-)

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