こんにちは、柊(ひいらぎ)です
少し前にこんな炎上狙いとも取られるツイートがされました
“産後うつは甘え”
この意見から世の中の産婦人科、経産婦の方々多くの意見が飛び交いました
絶賛育児中の我が家なのですが、産後うつになりかけて妻が大変だった経験もあります
今日はその経験も含め産後うつについてまとめていきます
産後うつの原因
挙げられる原因としては
- マタニティブルー
- 妊娠前からうつ病があった
- パートナーや家族からのサポート不足
- 夫婦関係の問題
- パートナー不在
- 早産や計画外妊娠だった場合
などなど様々あります
産後うつの症状
産後うつの症状としては
・極度の悲しみ気分の変動
・頻繁に泣く
・易怒性及び怒り
これらはよく知られているのではないでしょうか
他にも
・極度の疲労感、睡眠障害
・頭痛及び全身の痛み
・無力感と絶望感
・こういった感情をもっていることへの罪悪感
この最後の項目が非常に厄介であり、マイナススパイラルに陥る要因です
産後うつの予防
予防として挙げられている対策には、
すべてを完璧にやろうと思わないこと
夫やパートナーとだけの時間を作る
頻繁に外出をする家族や友人に助けを求めるetc…
こういった方法がありますが、全てのお母さんがこれを実践できるわけではありません
家庭には様々な形があるので・・・
産後うつの診断
出産後、2週間以上悲しみの感情が続いたり、日常的な行動が辛い、自分や子供を傷つけたいという思考がある場合には医師の診察を受ける必要があると言われています
このように定義されている時点で「甘え」などでは決してないことが分かります

産後うつの予防には周りのサポートが必要不可欠です
ヘルプを出せばいい、といっても母親になった使命感から「自分がやらなきゃ…」と視野が狭くなり気楽にヘルプを出しにくい心境もあるようです
そのため周りが察してあげる必要があるのですが、1つの問題があります
全ての母親に対するサポート環境が同じではない、ということです
実家暮らし、家族と夫が育児に協力的、外に行きたいタイミングで赤ちゃんを家族に預けれる人もいれば
実家が遠方なのでサポートしてくれるのは夫しかいない。が、育児に協力的ではない、という人もいるし
さらにはシングルマザーで誰も育児を手伝ってくれない状況にある人もいるでしょう
残念ながら母親みんなが平等ではありません
だからこそ、仮に自分の育児生活が順調だったからといって他人にそれを強要してはいけません
フルサポートを受けて育児をすることができた人のアドバイスをサポートを何も受けられない人が聞いてもあまり意味はないでしょう
子育てが終わった母親達にこの傾向は強い気がします
実際、私も
「奥さん家にいるんだから大丈夫だよ!」
「私なんて旦那いなくても1人でなんとかやったよ」
という口実のもと何度も飲みに誘われましたが
「あなたの奥さん(あなた)は1人でも大丈夫だったのかもしれませんが、うちはそうじゃないので」
と断り続けました
大変な時期を超えて今は育児を楽しめていますが、産後2ヶ月くらい妻は産後うつだったと思います
実家に帰っていましたが、家族のサポートは全くなく1人で抱え込んでしまいました。自分の至らないところを猛省しました

日本ではベビーシッターが流行りませんが、これは「自分の子供は自分で育てるのが当たり前」という雰囲気が世の中にあるからな気もします
人に頼っていいんです
そこに投資する余裕があれば全然使ったほうがいいです
育てる親が健康でなければ、こどもの健康はありえません
“産後うつは甘え”などいうふざけた意見は無視して全国のお母さんは頼れるものを頼ってもらいたいとひしひしと感じます
我が家はこれからも協力して育児を楽しんでいきたいです
ではまた:-)
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