【看護師】プリセプターの指導で後輩が変わらないと悩む人へ【指導法】

看護師まとめ


こんにちは、柊(ひいらぎ)です

プリセプターという言葉は看護業界に限った話ではないのですが

検索上位には“プリセプター 看護師”という言葉がきます

プリセプターをやる人は

「新人の教育しなきゃ!!」と空回りする人も多いですが

熱すぎる人に良いプリセプターはいない、と断言できます

後輩が中々変わらないなぁ、、と悩む人は是非読んでみてください

看護だけではなく他ジャンルでも指導経験が長い私がまとめています




プリセプターの指導で後輩が変わらないと悩む人へ

まず後輩を指導する前に考えて欲しいのが

自分の教育方法の数です

どのくらいのバリエーションを持っているでしょうか

指導方法を1つしか思いつかなかった人はこの時点でイエローカードです

さらに

「私はこのやり方で何年も成長させてきたから大丈夫!」

という人はレッドカードです

過去の成功体験を今の後輩にそのまま当てはめようとする行為は危険です

全く同じ人間なんていないからです

同じことを伝えても同じように受け取ってくれるかは別問題で

受け取ったとしても理解してるかはさらに別問題になります

ここを理解していない人が看護業界には多すぎる気がします

(自分の周りだけだったらごめんなさい)

口頭で伝えたことをそのまま実践できる人は

かなり優秀だという認識を持った方がいいです

特に新人に対してよく聞く会話が

「前1回教えたよね?メモしたのに覚えてないの?」

1回教えて理解できていないのは

新人だけのせいではありません

1回で理解できるように説明できなかった先輩にも責任があります

そもそも1回で覚えろ、というのがだいぶ鬼畜で無理難題だと言えます

この風習があるから

新人看護師は先輩に物事を聞きにくくなるのではないでしょうか

何回聞かれても答えればいいんです

聞くことができなくて何か失敗した場合

被害を被るのは患者です

そこを忘れてはいけません

教えられた方法でしか教えられない

教育に関して自ら学ぼうとしたことがない人は

基本的に自分がやられた方法しか知識がないため

そのまま後輩に実践するパターンが多いです

「私がこう習って来たので!!」視野が狭くなるわけです

今教育係をしている人は

自分の視野が狭くなっていないか振り返りましょう

勤務終わりにグダグダ後輩を残らせて振り返りをしていませんか?

夜勤終わりの集中力0の時に長々と指導していませんか?

そういうことを自分が1年目だったとしたらやられたいですか?

その方法が良い!という人は極少数ではないでしょうか

教育方法について学ぶことバリエーションを増やしておくことは

部署内の教育レベルの向上

結果として後輩の教育スピードも上がり自分達の負担が減ります

大前提の話にはなりますが

人が何かを教えてあっさり

人が変わるとは思わない方がいいです

自分を変えれるのは自分だけです

指導者は後輩が自ら変わるきっかけを与えるだけ

これを忘れてはいけません

私が育てた!といばりたい気持ちは捨てましょう

最後に山本五十六の名言を

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

教育の原点はこれではないでしょうか

ではまた:-)

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