こんにちは、柊(ひいらぎ)です
最近こんな記事をみました

国会議員が妊婦体験ジャケットを着ながら仕事をするというものです
私は妻が妊娠してるときに
こういったイベントは避けてました
「妊婦の大変さってそこじゃないよな」
と考えていたからです
このジャケットを着る意味ないと考える理由をまとめました
妊婦体験が意味ないと考える理由
妊娠するとお腹の子供が大きくなるにつれて妊婦の身体には負担が増えてきます
腰痛や内臓が圧迫されることによる吐き気なども酷くなります
擬似的に重さだけでも体験することができるのが妊婦体験ジャケットです
しかし、男性がこれをつけても

え、こんな軽いんだ?
という感想を持つ人が少なくないです
男女で筋肉量が違うのもありますが
着けている時間がそもそも短いので体験としてカウントしていいものか?とも感じます
妊婦は妊娠してから付かず離れず
少しずつ重くなる負担に耐えながら子供をお腹の中で育てていきます
その辛さは体験ジャケットを10分そこらつけたくらいでは理解できないでしょう
「1L牛乳パック7本を24時間片時も離さずお腹に抱えたまま1週間生活」
このレベルで初めて体験として認めてもいいかもしれません
「いやそんなの無理でしょ」
という男性がほとんどだと思います
しかし、妊婦の人達はこれをやっているのです頭が上がりません
辛いのは身体が重くなるだけじゃない
悪阻がひどくても状況によっては働かないといけない
吐き気を催しながら満員電車に揺られる
お腹に衝撃を与えないように精神を使うetc
妊婦の大変さは目に見えないところにたくさんあります
この症状に個人差が大きいのも妊婦の大変さを隠してしまう要因でもあると考えています
悪阻が大したことなかったAさん
悪阻で生活もままならないBさんがいた場合

同じ妊婦でもAさんは平気でやってるよ?
こんなデリカシーのないことを言う人もいるんです
国会議員は重りをつけて妊婦体験、とか言う前に
妊婦が働きやすい職場と制度と保障を何とかすることに奔走してほしいと強く感じます
看護師業界では妊娠しても暖かく迎え入れてもらえない職場や
劣悪な労働環境から流産してしまう人もいます
少子化対策のためにも妊婦の表面的な辛さではなく
もっと深い部分にある問題に直視してほしいと願うばかりです
ではまた:-)
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