こんにちは、柊(ひいらぎ)です
訪問看護を始めとする在宅医療業界では
メールなどを使用しないFAXでのやりとりが未だに行われています
A事業所「今FAX送ったので確認してください!」
B事業所「分かりました!」
B事業所「FAX届きました!」
FAXで送った内容を電話で確認するという無駄作業…
もう令和になったのにこんなやりとりが珍しくありません
なぜ日本社会からFAXがなくならないのかを考えてみました
日本社会からファックスがなくならない理由
まず普及率がずば抜けています
一昔前のデータではありますが95%を超える企業が導入しています
メリットとしては
・送信されたのが確実に分かる
・PCがいらない
・紙の状態で保管できる
・書いたものをすぐに送れる
「誤送信がない」と言っている人がいましたが
それはデバイスを使う以上消せないリスクです
メールだろうがFAXだろうが誤送信はあります
「インターネットを介すると個人情報保護の問題がある」
という意見もありますが
実際に問題になったケースをしりません
それを言い出したらパソコンを使って作業は何もできません
全てをメールのやりとりにすればペーパーレスになりますし保管にも困りません
そうは言っても…と二の足を踏む人が多いです
大きな変化を嫌うお国柄なのかもしれません
全ての事業所が足並みを揃える必要がある
昔、ペーパーレスにしようとしていた事業所がありましたが
「データを開いてみるのがめんどくさい」
「対応しているソフトをいれるコストがかかる」
などと言った理由でクレームが入り断念していました悲しいですね
在宅医療のペーパーレスを進めていくには
少なくともエリア毎全体の協力が必要だと感じています
結局色んな事業所と関わるので自分達だけ設備を良くしてもダメなのです
時代の進歩と共に業務を円滑にする道具があるので
使わない手はないでしょう
最近はインターネットFAXというものも存在しているので
どうしてもFAX文化から離れられない人にはありかもしれません
ではまた:-)
コメント