看護師国家試験のシステムとおすすめ勉強法

看護師まとめ

こんにちは、柊(ひいらぎ)です

コロナの影響で中断されていた看護学生の実習が再開され始めました

学生達は実習のことよりも来年2月に行われる国家試験について気にかけているようです

というのも、実習のカリキュラムに変更があり期間がかなり短くなっている様で(学校によります)実習クリアはそんなに気がかりではなくなったようです

「自粛期間中に勉強進めました!」という子もいれば

「ダラダラしてるだけでした」など色んな学生がいるでしょう

今日は国家試験対策及び学習方法についてまとめようと思います




国家試験のシステム

看護師国家試験はプール式と言われる形式で過去問と似たような問題が出される傾向にあります

必修・専門の2つの分野に分かれており

1.必修は50問中40問以上の得点

2.専門は毎年変動するボーダーラインを超える

この2つの条件をクリアする必要があります

例年のデータを見るに、専門に関しては170/250=68%を越えれば落ちることは無さそうです

次に対策をまとめます

国家試験対策

なんの捻りもないと思われそうですが「過去問をやる」この一択です

「過去問に出ない問題もある!」という意見もあります

確かに例年、何でこんな問題が?という出題はいくつかあります

しかし、そこは正直関係ないのです

パレートの法則という言葉があります

物事の成果の8割は全体作業量の2割の時間を費やし、残りの2割を仕上げるために8割の時間が必要になるという考え方です

国歌試験は満点を求められるテストではありません

250点中170点とればいいわけですから見方を変えれば80点分は間違ってもいいわけです

この考え方は当たり前のようで忘れている学生が多いです

取れる分野で170点かき集めればいいのです

この形式の試験の場合、100人中1人しか分からないような問題に正解することよりも

100人中99人が正解する問題を確実にとる方が大切です

変な問題がきたら「これはみんな分からんやつだ」と開き直ってかまいません

それよりも過去問で何度も出るような問題を正解するためにも過去問をひたすらやりましょう

問題には選択肢が4つか5つあるはずです

問題を解くごとにその選択肢についても勉強を深めましょう

みんな知ってるクエスチョンバンク1冊分、それを2周でもやれば確実に試験はパスできるはずです。看護学生お馴染みのこのシリーズをしっかりやり込めばクリアできるのは間違いないと思います

「もっと効率の良い方法ないの?」と言われたことがありますが、何事においても言えることで

「最低限の量をこなしていない人が質を語る資格なし」

バットも振ったことない人が

「イチローみたいにヒット打てる方法ないの?」

と最初にいい出したら野球部は100%「野球なめんな!」ってなりますよね

勉強でも同じです

ある程度の作業を経ないと真の意味での効率は得られません

勉強してない自慢は意味がない

看護師国家試験は大半の看護師がギリギリから勉強を始めた自慢をするものです

努力せずに受かった雰囲気が出ますからね

自分もその内の1人でしたが、学生指導をするあたりから少しずつ変わりました。

人生を左右するとも言っても過言ではない国家試験

ギリギリを攻める意味はないな、と考えています

通常よりも勉強時間が確保できる今だからこそ早めに対策を始めましょう

ギリギリから始めて仮に失敗した時「勉強しなくても受かるよ!」と言っていた先輩は勿論何もしてくれません

「3日しか続かない能力100%を要する1日よりは、積み重ねることのできる60〜80%の1日の方が良い」

努力の積み重ねは完璧を求めすぎても続きません

できる範囲で、1ページからでも構わないので学習を開始してみましょう

ではまた:-)

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