こんにちは 柊(ひいらぎ)です
看護師が働く場所といえば、一般の方は病院しか思い浮かばないと思いますが、自分の様に訪問看護ステーションと言った病院以外の働き方もあります
意外なところでも看護師はで働けるということをまとめていこうと思います
看護師が働く場所の割合
大多数が病院で働く看護師ですが、働く場所の選択肢は数多くあります
場所によって勤務形態、給料も変わります
大変だから給料が高い、とは限らないのが悲しいところです
以下にまとめました
病院・クリニック

世間一般のイメージは大多数がここに当てはまるのではないでしょうか
病院が約70%、クリニックは約15%であることを考えるとその理由もうなずけます
15%で残りの職場を分配していると考えたら世の中の人が看護師の仕事をイメージできないのも無理がないかもしれなませんね
病院では昼夜を問わず看護師が毎日奮闘しています
介護施設

「老人ホーム」という言葉で括られがちですが、厳密には多くの種類がありますこれが全体の約4%です。少ないです
介護施設も「公共型」と「民間型」の二つに大別されます
その中でも種類があります
・公共型
特別養護老人ホーム(特養
介護老人保健施設(老健
介護療養型医療施設(療養病床
軽費老人ホームetc
・民間型
有料老人ホーム
サービス付高齢者向け住宅
グループホーム
この2種類の差は簡単に言うと費用の差とも言えます。民間型は場所によって○千万円以上にもなるかなりの額が必要になってきます
私が知ってる限りで最も高級な施設は
入居に億単位
毎月の諸経費に約40万円ほどかかるというところですかね
高級ホテルよりも高級に見える内装でした
どんな人生送ればそこで人生を終えられるんだ…と切実に思いましたね
こんな本もあるくらいなのでご家族が利用される場合はよーく検討しましょう
訪問看護
私が働くのはこの領域です
全体の比率は約3〜4%なのでこれまた少ないです
未来の日本の形を考えると需要がますます高まってくる領域ではあるので転職を考えている方は早めにきた方が良いかもしれません
訪問看護について書いたのはこちら
社会福祉施設
このカテゴリは障害者支援施設や児童福祉施設などがあります
ここも約1〜2%とかなり少ないですね
ちなみにその他にも、一般企業や治験の分野など、看護師が病院の外で働く場所はあります
一通り見ると、病院比率が高すぎて、他の職場が人気がないように見えますが決してそういう訳ではありません
病院はそもそも必要な人数が多いのです
介護施設などは場所によっては1人いれば十分のような場所もあるので
前提条件がそもそも違うということを付け加えておきます
最初に働くべき場所
「新卒はとりあえず病棟へ!」
という思考0のパターンで就職する場所を決めている人も少なくない業界ですが
選択肢が多いというのは強みであると思います
最初から働きたい場所に行けばいい…
…と言いたいところですが、病院以外の職場だと場所によっては
病棟経験○年以上
という縛りがあったりするので、すぐに行きたい場所へ!というのは難しい現状もあります
未経験歓迎!みたいなクリニックや介護施設はありますが、正直オススメしたくはないです
とあるその業界の社長さんが言っていたのを覚えてます

人は見てないよ。重要なのは看護師免許持ってるか否かだから
施設基準を満たすために必要とされているので
人間性・仕事ぶりは正直どうでもいいそうです
経営する側からしたらその考えも分からなくはないですが、そんなスタッフにケアされる患者のことを思うと複雑になります
看護師免許には定年はありません
80を超えて働いてる看護師もいます
それを否定しませんが、その知識と技術はアップデートされた確かなものなのでしょうか
「10年前に名医でした。それからメスは握っていませんが」
という人にオペをしてもらいたい人はいないと思います
看護師の在り方を考えさせられる今日この頃です
理想の職場とは

世の中の色んな場所に看護師はいます
どの場所で働くかはその人の人生なので強制しませんが、自分にピッタリな職場!を目指して病院を転々とする人もいます
まさに私の同期なのですが
柊「どんな職場がいいの?」と聞くと

給料よくて、夜勤少なくて、人間関係めんどくさくなくて、福利厚生がしっかりしてて、家からも近くて、飲み屋が近くにあってetc

私の気持ちはこんな感じでした笑
同期の病院探しの旅は終わらなそうです
途中で諦めることを祈るばかりです
色んな条件はあれど、新卒の人は最初から病院で働くという固定概念をとっぱらってみるのもいいかもしれません
転職したい人は尚更です。もし3〜5年やっていれば実務経験的には十分でしょう
どんな形・場所であれど看護師という仕事を続けてほしいと思うアラサーおっさん看護師の私なのでした
ではまた:-)
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