こんにちは、柊(ひいらぎ)です
数年前に比べて訪問看護の需要が高まり
事業所の数も大きく増えています
“看護師が起業をするなら”
と言われた時に真っ先に頭に浮かぶのが訪問看護ステーションなのかもしれません
訪問看護をやりたいけど中々踏み出せない…
という人のために
転職する際に押さえておきたいポイントをまとめてみました
訪問看護の職場を選ぶ上で大切なこと
転職も含め
この業界で色々見てきた私が感じるポイントは以下の3つです
1.スタッフの人数
訪問看護は人員配置のルールが決まっています
常勤換算で2.5人が必要になります
「常勤換算とは?」となる人もいるかもしれません
例えば
1日労働時間が8時間ならば月〜金の5日間で40時間勤務できる人が常勤扱いになります(あくまで一例です)
つまり40時間の半分20時間働けるパートの人がいればその人は0.5人分となります
スタッフは常勤2人と20時間働けるパート1人これで最低人数になります(管理者はまた別に必要)
世の中の多くの事業所はこの余裕のない人数でやっています
スタッフが大勢いるところの方が珍しいです
訪問看護を初めて始める場合人が少ないところに行くのはオススメできません
サポートもしてもらえない環境でかなり負荷がかかるからです
転職したての自分がいないと回らない職場はやめておきましょう
2.医療事務の数
訪問看護を行う上で優秀な事務さんがいるといないでは段違いです
病院でも頼れる存在ですがそれ以上の働きをしてくれます
事務さんがいない職場もありますが
その場合は郵送やFAXetc…
多くの事務作業を看護師がやらなければいけません
さらに介護保険の請求はややこしいことも多く
訪問の数を削ってでもそれらの対応をしなければいけないこともあります
訪問に集中するためにも
働く職場の事務さんが何人いるのかは把握しておきましょう
2人以上いれば完璧です
3.記録入力の方法
最近はペーパーレスが進みiPhoneやiPadで行える事業者も増えました
正直わざわざペーパーレスにしなくても作業的に困ることはないです
スムーズにするか否かの話なので
しかし、この時代のペーパーレスの流れに逆行していく職場はオススメできません
要は必要なところにお金をかけられないという証明でもあるからです
「ペーパーレスじゃなくても頑張ればお金をかけなくても問題ない」
これはたしかに間違っていないのですが
時間は有限でありタダではないことを意識しておく必要があります
人間関係は運ゲー
上記3つの条件以上に大切なのが人間関係です
しかし、これは働かない限り見えてきません
分からないところに悩む必要はないです
時間の無駄ですし個人の力でどうすることもできません
エージェントに上記の3つであれば簡単にリサーチしてもらえるので
働きたい職場が近くにあれば調べてもらうだけはありだと言えます
最近はTwitterでも魅力的な訪問看護師が求人している場合もあるので
直接連絡とるのもいいかもしれません
一般職でもSNSを利用した就職活動が少しずつ広まっているそうです
時代の流れを感じます
訪問看護の領域に足を踏み出してくれる人が増えるのを祈るばかりです
ではまた:-)
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