こんにちは、柊(ひいらぎ)です
看護師には働く場所が様々ありますが
病院と一口に言っても規模に大きな差があります
その中でも大学病院が規模としては1番ではないでしょうか
SNS上でたまに議論になる
「大学病院で働く看護師は使えない説」
これは果たして真実なのか
実際に大学病院で働いていた私の経験談も含めてまとめていきます
大学病院で働く看護師は本当に使えないのか
私は新卒から大学病院に入りました
病床数も多くスタッフ数もかなーり多かったです

大学病院の看護師って採血することないんでしょ?
と他の職場で働く看護師友達から頻回に言われました
理由を聞くと

処置系は全部医者(研修医)がやるって聞いたことある
とのこと
確かに医師はかなり多いです
しかし、全て医師がやってくれるなんて部署は1つもありませんでした
もしかしたらそういう大学病院もあるのかもしれませんが
少なくとも
採血や点滴などの処置を医師がやってくれるという環境ではなかったです
むしろ医師より多くやってました
これは自分だけの話ではありません
「先生、○○さんの採血してきて」
「えー嫌だよ、看護師さんの方がうまいじゃん」
こんな会話もよくしていました
大学病院だから手技が疎かになるなんてことは絶対ありません
大学病院のメリットとデメリット
教育システムがしっかりしている…
と言えば聞こえがいいですが
外部から見たら
「何でそんな細かいこといちいちチェックしてるの?」
と言われるほどの細かいマニュアルが存在していました
これは良し悪しで
中途採用で来たスタッフのほとんどがこれに嫌気がさしていました
またNGチューブや男性のバルーンカテーテル挿入など
中小の民間病院では看護師が普通にやることであっても大学病院では許可されないことが多いです
しかし大前提ですが「処置ができる=有能」ではありません
大学病院は教育システムがしっかりしている分
機能している部署だと新人が潰れることなく教育されます
(機能してないところも勿論あります)
患者数が多いことから
貴重な疾患やオペを診る機会も増え経験値として積み上げることも可能です
私は大学病院に7年くらいいましたが
あそこで頑張って良かったと心底思っています(めちゃくちゃ怒られましたが)
働いてすぐは目立つ手技にばかり目がいきますが
看護師としてのスキルはそこだけでは測れない
ということを忘れないようにしましょう
転職といえばエージェントを使う方法もありますが
大学病院に関しては
他の民間病院に比べて募集が少ないです
要は勝手に新人が集まるからです
採用に関してはタイミングなので
直接応募も手段の1つとして考えておきましょう
ではまた:-)
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