【患者数】病院の外来の待ち時間が長い理由【クレームの定番】

看護師まとめ

こんにちは、柊(ひいらぎ)です

病院に勤めていた時によく耳にするクレームトップ3に入るのが

「待ち時間が長い!!」という患者の声です

大学病院だと1時間待つくらいなら良い方です

待ち時間が極まっている外来だと

夕方どころか夜21時以降に終わる外来もあります

先生も患者の精神力すごいです

「10時の予約で行ったのに診察は11時過ぎだった」

こういう流れはあるあるです

なぜこういう事態に陥るのかをまとめてみました




病院の外来の待ち時間が長い理由

私が勤めていた職場の話にはなりますが

そもそも時間設定がおかしいのが最大の理由でしょう

1人10〜15分の設定でしたつまり

1時間で4〜6人が予約枠に埋まる訳です

もちろん診察時間が10〜15分ということにはなりません

カルテや物販を準備したり

医師が記録する時間

処置があるならその追加時間もあります

そのため診察時間は5分程度で終わる人も珍しくありません

時には外来の受診から緊急入院になる人もいます

そう考えたら10分そこらで1人を診る設定にしている方に無理があります

「じゃあ時間をとって患者を少なくすればいい」

と考える人もいるでしょう

しかし

病院も患者を多く診ることで利益を上げます

そこを少なくすることは病院経営に影響するのでやれません

つまり

「予想外のことが起きなければ頑張って1人10分くらいで診るのはできるから先生頑張ってください」

という流れになる訳です

医師は想像以上の激務

前日寝ないで病棟の患者を診て

朝の8時過ぎからそのまま外来診療を1日やるという医師は

決して珍しくありません

そんな集中力を欠いた状態で

テキパキと患者を診ることは中々難しいでしょう

2.3分の遅れが徐々に積み重なり

後半になるにつれてズレが大きくなります

決して診察室でおしゃべりしている訳でも

サボっている訳でもありません

「1人診察するのにどのくらいかかってるんだ!!」

というクレームを入れてくる人が

特に異常もなくスムーズに診察が終わると

「こんだけ待たせてそんな程度しか見ないのか!」

と新たなクレームを入れてくるあたり

人間は本当に自分のことしか考えていないんだと痛感します

全国のみなさんに言いたいのは

外来診察をしてくれる医師への感謝を忘れないでほしい

医師はサボることなくちゃんと患者を診てくれています

以上です

ではまた:-)

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